- Blog
販促効果のあるスーパー値札POPのキャッチコピーとは?
「イチオシ商品の値札POPにどんなキャッチコピーを書けば、スーパーのお客様の目を引くことができるだろう....? 」と思い悩んだことはありませんか?品数が多いスーパーだからこそ、売りたい商品をアピールすることは不可欠であり、適切なタイミングとキャッチコピーがあるかどうかが、他店との差を生んでいます。お店からの「伝えたいこと」を分かりやすく伝えるにはどのようなステップが必要なのか。今回は販促効果のあるスーパー値札POPのキャッチコピーはどうしたら生まれるのか?について解説いたします。
販促効果のあるスーパー値札POPのキャッチコピーを作るために理解すべきポイント
自店舗スーパーのターゲットをより明確に理解する
「誰に」を明確にすることで、商品のアピールポイントもターゲットのニーズに沿ったより具体的なものとなります。
まずは「誰に」伝えるのか?を明確にすることが大事なポイントとなります。主婦、学生、一人暮らしのサラリーマン、子供...など、ターゲットによってニーズが異なるので、売りたい商品があれば「誰に」その商品をオススメしたいのか、をより明確に設定してみましょう。「誰に」を明確にすることで、商品のアピールポイントもターゲットのニーズに沿ったより具体的なものとなります。
自店舗スーパーの特徴=ブランドを知る
いくら戦略的に計画をしても、他店スーパーと違った特徴がないと差別化を図ることができません。たかがキャッチコピー、されどキャッチコピーです。ありきたりなキャッチコピーを作ることは容易いですが、自店舗スーパーの特徴、いわゆる「ブランド」をより理解し、そのブランドから発せられているメッセージ=キャッチコピーを意識すると、その一言一言が他店とは違った色となるのです。
効果的なスーパー値札POPのキャッチコピーの書き方3ステップ
ステップ1: 商品について「伝えたいこと」を質問応答システムにしてリストアップする
「誰に」が決まったら次は「何を」のステップとなります。これは商品のアピールポイントをターゲットに届きやすく、そして分かりやすいメッセージで伝えるために不可欠なステップとなります。まずはその商品について「伝えたいこと」を引き出す質問リストを作ってみましょう。
- その商品は他の商品と何が違うのか?
- その商品はお客様にとってどんなベネフィットがあるのか?
- なぜその商品をおすすめしたいのか?
- その商品の生産地や生産者に特別なストーリーはあるのか?
などなど..。「伝えたいこと」を引き出すにはこのような質問応答システムが役立つので、上記以外にも思い当たればリストアップし、その質問に答えてみましょう。
ステップ2: 「伝えたいこと」の順位を明確にする
ステップ1の「伝えたいこと」がリストアップされたら、そのリスト内の何を一番伝えたいか、その次に伝えたいことは何か...と優先順位を明確にしてみてください。伝えたいこと全てを詰め込むのは重要なことが伝わらなくなってしまうので、順位をつけて絞り出すことが大切です。お店の伝えたいことも重要ですが、ターゲットが興味を示しそうなことを意識して選ぶこともおすすめします。
ステップ3: 「伝えたいこと」と商品名・価格を合わせて伝わるレイアウトにする
「何を」の要素が揃ったら、最終ステップは商品名・価格を合わせて伝わるレイアウト作りです。「優先順位の高い伝えたいこと」はサイズを大きめに、自分が思っているよりも少し大きめにするとお客様の目に留まりやすくなるでしょう。他にはないユニークな視点と自店舗の特徴を活かして作ってみましょう。
キャッチコピーが活きるスーパー値札POPとは?
シンプルなデザインでキャッチコピーが見やすい値札POP
スーパーの値札POPと言えば、商品名・価格・アレルギー情報...など表示しないといけない内容が多いのにサイズが小さいからキャッチコピーなんて表示できない...という方には、ニーズに応じてサイズも選べる値札POPプリンターをオススメします。「伝えたいこと」は一つの値札POPにまとめて伝える方が、お客様に負担をかけずシンプルです。あとはデジタルディスプレイではなくプラスチックカードの値札POPへ手書き風なフォントを使ってキャッチコピーを表示すれば、無機質なデジタルとは異なり、お店のメッセージとしてお客様の心に伝わりやすいです。
販促効果のあるスーパーの値札POPのキャッチコピーと言ってもやはり、人から人への想いがないと最終的なお客様の心には届きません。オンラインショッピングやデジタルディスプレイを利用するお客様が増えているからこそ、お店からのメッセージ=キャッチコピーは意味を持たなければいけないのです。少しだけお客様のことを意識して「伝えたいこと」を具体化させる、それだけでも今日から実践してみてはいかがでしょうか?