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プライスカードで「高級感」を演出!商品イメージをUPさせるポイントとは?
プライスカードとはその名の通り商品の価格を知らせるためのPOPですが、価格を知る前にプライスカードを見た瞬間、その商品のイメージは決まります。高級な商品であるほど価格も通常より高くなるので、商品イメージを初見でどう決めるか?は大事なポイントとなってきます。物言わぬ商品を上手に訴求するためのプライスカードで「高級感」を演出するポイントについてご紹介します。
「高級感のあるプライスカード」 と「カジュアルなプライスカード 」の違いとは?
プライスカードのカラーで決まる商品イメージ
プライスカードを見た瞬間に商品のイメージが決まる、とお伝えしましたがその理由の一つに「色」が挙げられます。色には人の心に影響を与える「色彩心理」という心理学的な要素があり、カラーマーケティングと言われるほど重要な役割を担っています。高級感を与えるカラーは「黒」と「ゴールド」で、プレミアムな印象を与えることができます。逆に「赤」や「緑」などは鮮やか色でカジュアルなイメージに繋がります。特に赤はセールでの宣伝色として使われることが多く「安い」印象を与えるので、目的に合ったタイミングで活用すると良いでしょう。
高級感のある素材とカジュアルに見える素材
カジュアルなプライスカードというとラミネートされたものを思い浮かべますが、それを価格の高い商品に使用してしまうと、商品価値を落としてしまうことにも繋がってしまいます。通常の商品価格よりも数倍高いものであれば、まずは初見のイメージで高級感を与えないなければいけません。特別感のある木札やアクリル、PVCカードを使ったプライスカードであれば高級な雰囲気を演出してくれるでしょう。
プライスカードの表現で決まる「高級」or「カジュアル」イメージ
カラーや素材にこだわったビジュアルでの高級感のイメージと、もう一つ不可欠な要素はプライスカードへの訴求内容です。ただ”高級”や”上質”ということをそのまま使ってしまっても、ただ価格が高いというだけで、何が高級で上質なのか伝わりません。普通とは異なる具体的な要素で「これは他にはない特別で高級な商品なんだ」ということが伝わるのです。例えば「20年に1度しか獲れない幻の〜」や「〇〇にしか存在しない清流の水で製造された〜」など希少性を具体的に伝えることでプレミアム感が何十倍もアップするのです。
デパ地下で目を引く「高級感」のあるプライスカード
高級感でお得感も演出できる肉札
それでは実際にどのような場所で「高級感のあるプライスカード」は使われているのでしょう?それはデパ地下です。全国から取り寄せられた新鮮な食品、お惣菜、スイーツが売られていることもあり、魅力的な商品を全面的にそして効果的に販売しているお店ばかりです。例えば精肉店のプライスカードは、鮮度の良さとお肉の部位を高級感あるイメージでクリアに伝えることが大事です。そこへプラス、高級なイメージなのに通常よりも安い価格で売られているとお得感を与えることができます。プレミアムな商品を販売するときはこのような要素を活用し、ギャップでお客様の心を掴んでみましょう。
他とは違うクオリティーが伝わる野菜POP
色彩豊かな野菜売り場で目を引きつつも高級感を演出できるのは、黒地カードに白い文字で統一されたプライスカードです。野菜売り場はトマトやピーマンなど鮮やかな色ばかりだからこそ、シンプルなこのプライスカード がすぐ目につきます。そこへ手書きフォントでお客様の心に語りかけるような手作り感を演出すれば、共感を得られ購買に繋がりやすくなります。少しの工夫や違いで結果に大きな差が出るので、すぐにでも試してみましょう。
プライスカードで高級感を演出するポイント
プライスカードのアクセサリーを活用して商品の高級度UP!
プライスカードの高級感を上手く演出し、商品の価値を正しく知ってもらいましょう!
高級感というのはズバリ、カジュアルで安っぽいイメージとは真逆のイメージということです。商品をどのようなポジションで売りたいか?という売り手側の意図がとても大事になってくるので、ディスカウント感や親しみやすいカジュアルなイメージを与えたい場合は高級感とは真逆のやり方を試すことをおすすめします。セールスマンであるプライスカードやPOPで商品の価値を正しくお客様へ知らせ、お店の繁栄につなげていきましょう!