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花屋に最適な値札で、お店をしっかりブランディング!
色とりどりな花屋にふと立ち寄り、綺麗な花に癒されてついつい買って家に飾ってある、なんて経験はありませんか?「ついつい立ち寄ってしまう花屋」と「素通りしてしまう花屋」の違いは値札に隠されています。外観の花に付いた値札に「母の日に感謝の想いを込めて、花束のプレゼントはいかがですか?」など書かれていると、買いたいという意欲が湧いてきますよね。花は、種類や由来、水やりなどの情報やお店からの言葉、いわゆるPOP的な要素を含めると効果的です。今回はついつい立ち寄ってしまう、そんな魅力的な花屋の値札に共通するポイントをご紹介いたします。
魅力的な花屋に共通する値札とは?
いつ見ても清潔で気品のある花屋の耐水タグ・値札
花は湿度や温度の調整が不可欠なので、値札はすぐに傷んでしまう環境下にあります。ですが、魅力的な花屋は値札にもこだわり、耐水性の高い値札を活用し、細部から清潔感をしっかりと演出しています。花を扱っているからこそ、細かいところへしっかり配慮されているとお店への信頼も高くなります。
季節に合わせたメッセージがある花屋の値札
花と言えば贈り物のイメージがありますが、どれにしようかと悩んでしまうものです。そんな時に「母の日にオススメの!花言葉は感謝です☆」と値札に書かれていると「これにしよう!」と決めやすくなります。一方的ではなく、季節に合わせてお客様の視点に立ったメッセージを、良いタイミングで提示してくれる花屋にお客様は魅力を感じるのです。
花屋のコンセプトに合ったデザインの値札
最近の花屋は、お店によって様々なスタイルがあります。スタイルの根底にあるコンセプトに沿った内装や備品と、そこに欠かせないのが値札です。花のセールスマンとなる値札はお客様に必ず見られるツールとなるので、コンセプトや店内イメージに合った値札だと、しっかりとしたブランディングにも繋がります。人気店でよく見られるのがシンプルな黒に手書き風の文字で書かれた値札です。手書き風だと親近感を持ちやすく、言葉もスッと入ってくるので、花のアピールポイントなどが伝わりやすくなります。
センスを感じる空間を演出するディスプレイとは?
想いがこもったセンス溢れるディスプレイ
花屋はただ花を売るだけではなく、花のある空間や雰囲気を演出するセンスも一緒に提供しています。ただ置いている花と、大事に育て種類や品質を意識してディスプレイされた花は一目瞭然で違いがわかります。花には、取り巻く雰囲気や店員さんの花を丁寧に扱う空気感など、お店のトータルセンスへの対価も含まれています。お店のコンセプトや想いを意識してディスプレイすると自然にお客様へもそれが伝わるでしょう。例えば、花の品種別や色別のディスプレイは花屋でよく見られるスタイルでお客様も選びやすくなります。また、花の種類によって一番綺麗に見える角度を意識したディスプレイもあり、少し上から見られた方が綺麗に見えるバラ、逆に少し低い位置から見た方が綺麗なひまわりなど、お客様からの目線を戦略的に意識して配置するのも良いでしょう。贈り物が多い季節は、花言葉の「感謝」「尊敬」や「門出」などを意識した花をディスプレイすると季節感を演出するだけでなくお客様の目線に立った花の空間を演出できるでしょう。
値札の改善でブランドイメージを強化した老舗花屋
ブランドイメージにあったディスプレイ用の値札へ刷新
創業1904年、過去50年にわたって宮内庁御用達であり続けている老舗の「花茂本店」は最高級な生け花や花で本物の花体験を提供しているからこそ、その雰囲気や空気感にあったディスプレイ用の値札を使っています。それまで花茂本店は、ラミネート加工の値札を店舗で作成していたため、作業時間もかかり非効率になるだけでなく、花の水やりですぐラミネートが剥がれてしまうため作り直し作業が大変、という悩みを抱えていました。それらを改善するための値札プリンターと出会ったことで、ブランドイメージにあった統一感のある値札でブランドイメージもさらに強化されました。また、この値札は耐久性の高いPVCタイプで、水がかかっても傷んで交換する必要もなく作業時間が大幅に改善されたようです。より良い質の値札を使うことで、ブランドイメージを上げるだけでなくお店の生産性を上げることにも成功したのです。
簡単にものが手に入るネット販売が主流な現代ですが、花屋には時が流れても変わらない価値が存在します。雰囲気を演出するセンス一つで本質的な価値を提供することができます。その本質的な価値のために、こだわったより良い質の値札を採用することがこれからも変わらず必要だと言えるでしょう。